こんにちは。はっさくと申します。
今回の記事はタイトルそのままです。さっそく本題です。
Windows10でVirtualBox起動時に出たエラーの解決法
事象(エラーの内容)
VirtualBoxをインストール後、仮想マシンをインポートして起動しようとしたところ、「仮想マシン”xxxxxxx”のセッションを開けませんでした」というエラーが出て、仮想マシンが起動できない。
仮想マシン”xxxxxxx”のセッションを開けませんでした。
詳細(D)
Not in a hypervisor partition (HVP=0) (VERR_NEM_NOT_AVAILABLE).
VT-x is disabled in the BIOS for all CPU modes (VERR_VMX_MSR_ALL_VMX_DISABLED).終了コード : E_FAIL (0x80004005)
コンポーネント: ConsoleWrap
インターフェース: IConsole {872da645-4a9b-1727-bee2-5585105b9eed}
環境
環境は以下のとおりです。
- PC:HP Pavilion Notebook
- CPU:Intel Core i7
- OS:Windows 10 Home(バージョン:1903)
- VitualBox 6.1.16(Windows用)
今回インポートした仮想マシン(xxxxxx.ova)は、とある書籍の実習用環境として提供されていたものです。(後述)
解決方法
エラーの内容は、ざっくりいうと「ハードウェアレベルで仮想化の設定が無効になってますよ~」ということのようです。
なので、有効にするため、BIOSの設定で Virtualization Technology を Enabled にします。
手順の詳細は以下の通りです。
- パソコンを再起動し、黒い画面のうちにF10を押してBIOS設定画面を開く
- ←→キーで、System Configuration を選択する
- ↑↓キーで Virtualization Technology を選択して、Enterキーを押す
- ↑↓キーで Enabled を選択して、Enterキーを押す
- F10を押し、OKを選択してEnterを押し、保存して終了する
パソコンによって、手順1で押すキーもその後の画面も全然違うことがあるので、ご自分の環境に合わせて適宜調べていただければと思います。仮想化っぽいところを有効化するのがポイントです。
この設定を調べることになったきっかけ
この設定を調べたきっかけとなった書籍がコチラです。(いわゆる”徳丸本”)
体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版 脆弱性が生まれる原理と対策の実践実習環境のセットアップ用に仮想マシン(wasbook.ova)が提供されているのですが、それをうまく起動できなかったのでした。
というわけで、おわります!