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Amazonマーケットプレイスで配送先が「郵便局留め」の注文が入った話

せどり
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今回は、Amazonマーケットプレイスで売れた中古本のお届け先が「郵便局留め」になっていて一瞬ひるんだけど、書いてある通りの宛先に発送したところ、無事に受取まで完了したという話です。

慣れている方はよくあるのかもしれないのですが、自分は初めてだったので、

  1. クリックポストも郵便局留めできるんだっけ?
  2. Amazonの規約的に局留めはOKなのか?
  3. そもそも局留めのやり方は?

という疑問だらけでした。

それぞれ調べたので、記録としてまとめておこうと思った次第です。

先にざっくりと結論を書いておきますと、

  1. クリックポストも郵便局留めで送れる
  2. Amazonマーケットプレイス的に局留めで送るのは非推奨っぽい(けど自己責任で局留めにしている人はいる)
  3. 局留めの宛先の書き方は郵便局HPを見ればわかる

という感じでした。詳細は後述します!

なお、今回の注文は

  • FBAではなく自己配送の商品
  • 商品の説明に、配送は日本郵便を利用すると明記していた
  • 購入者のお届け先住所が、そのまま書けば郵便局留めにできる内容になっていた

というシチュエーションだったので、なんとなく「いけそうだな」って雰囲気はありました。購入者の方もできると確信して住所を設定していた可能性があります。

関連記事:郵便局留めのとき、追跡画面はどのように表示されるのか?

それでは以下で順番に説明していきます。

クリックポストも郵便局留めできるのか?

クリックポストも、郵便局留めにできます。

というかできました!

クリックポストに限らず、郵便局が扱ってる配送方法はほとんど使えるみたいです。(クール便だけは、保管できない郵便局があるので事前確認が必要です)

しかも、事前の申込や追加料金は不要で、宛先の書き方を変えるだけで局留めにできます。

職場の近くの郵便局で受け取りたいとか、ネット上のお取引で相手に自宅住所を知らせたくないときに便利です。

受け取るときは、本人確認できる書類を持って郵便局に行けばOKです。

郵便局での保管期限は10日間で、期限を過ぎると差出人に返送されます。10日間には土日もカウントされます。

・参考リンク(郵便局HP):郵便局留・郵便私書箱

Amazonの規約的に郵便局留めで送っていいのか?

Amazonマーケットプレイスの規約的に、郵便局留めで送っていいのかどうかを調べたのですが、正直よくわかりませんでした。

(調べ方が悪いという可能性もある……)

そもそも、私が「郵便局留めは禁止かも?」と思ったのは、購入者が保管期限内に受取できなかったときに返送されてくる・悪意を持った人が偽の身分証で受け取ってしまう、といったトラブルが起こりうるからです。

別のサービスの例でいくと、私がよく利用しているメルカリでは局留めは明確に禁止されています。

Amazonマーケットプレイスに関して確認できたのは、以下の内容です。

  1. 大前提として、出品者は注文で指定されている住所に発送しなければならない
  2. Amazonのテクニカルサポートに問い合わせて、郵便局留めは対応できない/営業所留めは非推奨と回答をもらった人がいる
  3. Amazonマーケットプレイスには、郵便局留めに対応している出品者がいる

それぞれ説明していきます。

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出品者は注文で指定されている住所に発送しなければならない

大前提として、Amazonマーケットプレイスの出品者は、注文で指定されている住所に発送しなければいけません。

念のため、公式ヘルプを確認しました。

出品者は、出品用アカウントに表示された住所にのみ商品を発送するよう、Amazonのポリシーで定められています。

Amazonセラーセントラル ヘルプ 注文管理のよくある質問 購入者から、異なるお届け先住所に商品を発送するよう依頼を受けました。

元となるポリシーはどの部分なのか確認できなかったのですが……公式ヘルプに明記してあるのだから確かな情報です。

これでいくと、注文で指定された配送先住所が「郵便局留め」になっていて、その通りに送って届くのであれば、通常の手順どおりなので特に問題なさそうな感じです。

ほかの参考リンク

●Amazonセラーセントラル ヘルプ 注文の流れ
→「配送先以外の住所に注文を転送できるのは、購入者またはAmazonのカスタマーサービスからマーケットプレイス・メッセージ管理経由で連絡があり、配送先の変更依頼があった場合に限られます」と記載されています。
※連絡があったら変更していいのか?という点が気になりますが、ここで言いたいのは勝手に配送先を変えてはダメだということだと思います。

●Amazon ヘルプ&カスタマーサービス 安全なオンライン取引
→「出品者へのヒント: 指定された住所にのみ発送してください」という項があります。
※ただし、これは安全な取引を推奨するためのガイドなので、配送のルールというよりは、悪意をもった第三者が正規の注文を横取りしようとして配送先変更を申し出てくるようなケースを想定した注意喚起だと思います。

Amazonに問い合わせて、郵便局留めは非推奨と回答をもらった人がいる

Amazonのテクニカルサポートに問い合わせて、マーケットプレイスの出品者が自己発送する場合、郵便局留めは対応できない/営業所留めは非推奨、と回答をもらったとの情報がありました。

情報源はセラーフォーラム内でのやりとりです。

テクニカルサポートに
「自社出荷の場合:「郵便局留め」の発送はOKなのか? NGなのか?」
と範囲を絞って質問してみました。
(中略)
【テクサポからの回答】
本件につきましては、結論から申し上げますと対応はできません。

Amazonセラーフォーラム エンドユーザーからのメッセージ(局留め・営業所止め希望)投稿#25

リンク先の回答を読むとわかるのですが、正直、テクニカルサポートの回答が的を射てない感じがします……。こちらの投稿者さんは、最終的に「自己責任で発送する」と結論づけています。

次の例です。

Amazonテクサポ
(中略)
Q amazonで営業所留めは非推奨ということですね
A さようでございます。

Amazonセラーフォーラム エンドユーザーからのメッセージ(局留め・営業所止め希望)投稿#29

こちらはヤマトの営業所留めの事例です。非推奨との回答があったようです。

規約やポリシーに明記されてはいないようですが、Amazon的には局留め・営業所留めは推奨していないようです。

一方で、テクニカルサポートから「購入者様と十分やりとりしてください」といった回答も見られるので、コミュニケーションが取れているならば郵便局留め・営業所留めにしても……(いいよ)ともとれます。

※いいよとは言っていませんが

私個人としては、完全に禁止すると利便性が損なわれるケースもあるので「絶対ダメ」とは言わないのかなと推測しています。「自己責任で臨機応変にやってください、ただしAmazonではサポートしかねますよ」と解釈しました。

ちなみに、上記で引用したフォーラムで「受取スポット」の話がでてきます。「受取スポット」とは、Amazon発送の商品で利用できるサービスで、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ヤマト運輸営業所で受け取れるというものです。購入手続きの画面で、受け取りたい店舗を指定するようになっています。

こちらのヘルプに記載の通り、Amazonマーケットプレイス出品者が発送する商品の注文は受取スポットが利用できません。(Amazonマーケットプレイスの商品でも、Amazonから発送される商品なら利用できます)

これは、出品者が自己発送するときの局留めを禁止しているという説明ではなくて、出品者から発送される商品の場合は「受取スポット」のサービスは使えませんよ~という、購入者向けの説明と解釈しています。

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Amazonマーケットプレイスには、郵便局留めに対応している出品者がいる

セラーフォーラムの先ほどと同じトピックで、質問者さんが最終的にとった対応がこちらです。

クリックポストで局留めにて発送しました。

Amazonセラーフォーラム エンドユーザーからのメッセージ(局留め・営業所止め希望)投稿#28

実際に郵便局留めで発送している方がいるということですね。

ほかにも、「Amazon 郵便局留め」で検索すると、局留めに対応しているマーケットプレイス出品者の情報が出てきたりします。

郵便局留めのやり方は?

こちらが、郵便局のホームページに載っている局留めのやり方です。

・受け取りたい郵便局の郵便番号を記入してください。
・宛名に「(受け取りたい郵便局名)留」と記入してください。
受取人さまのご住所とご氏名を記入してください。

郵便局ホームページ 郵便局留・郵便私書箱
※太字は引用者によるもの

ここでまたひとつ疑問が出てきました。

「郵便局留めだけど、受取人の住所も書くの???」

あらためて、今回の注文の配送先住所を確認しました。

  • 郵便番号は、郵便局の所在地の番号になっている→OK!
  • 受け取りたい郵便局名が書いてある→OK!
  • 住所が……郵便局の所在地になっている→???

郵便局留めに必要とされている「受取人の住所」が足りません!!

が、本当に受取人の自宅住所は書かなければならないのか気になり、ググってみたところ

  • 受取人の住所は書かなくてもいけるよ
  • むしろ自宅住所を書くと、自宅に届けられちゃってトラブルになる可能性があるよ

という事例を見つけました。

これまた正解が分からなくなりましたが、私が下した決断はこちらです。

郵便局は実在してるし住所も正しい。
受取人の氏名は一般的な名前として違和感ない。偽名とかじゃなさそうだから受取できない事態にはならなそう。
受取人の住所は分からないから書きようがないので諦めよう。書かなくても大丈夫だったという事例もあるし。

よし、受取人の住所なしで郵便局留めで送ろう!(自己責任で!!)

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実際のクリックポストの宛先はこんな風に入れました。

クリックポストの入力画面

郵便番号:郵便局の所在地の郵便番号
お届け先住所:郵便局の所在地の住所と番地、郵便局名+留置
お届け先氏名:受取人の氏名

※入力した内容は、注文情報の配送先住所の通りです。購入者さんが「留置」も書いてくださってました。

この書き方で送ったところ、無事に配送できました!

購入者がちゃんと受取に来てくれるかなとドキドキしていましたが、追跡番号で無事に受け取ったかまで確認できました。

関連記事:郵便局留めのとき、追跡画面はどのように表示されるのか?

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Amazonマーケットプレイスで配送先が「郵便局留め」の注文が入った話 まとめ

今回のまとめです。

  • クリックポストは郵便局留めできる
  • Amazonテクニカルサポートの回答としては、Amazonマーケットプレイスで自己発送の場合、郵便局留め・営業所留めは非推奨
  • 非推奨ではあるが、自己責任で郵便局留めにすることはできる
  • 前提として、配送先住所を勝手に変更してはならない。配送先住所をそのまま書くと自然に郵便局留めになる場合は、局留めにできると言える
  • 郵便局ホームページに書いてある局留めのやり方では、受取人の自宅住所も書くことになっているが、書かなくても届く

今回はたまたまうまくいきましたが、配送先住所に不備があってそのまま使えない、保管期限が切れて返送されてしまう、といったケースも起こり得ると思います。

今後もし局留めの注文が入ったら、配送先住所に不備がなさそうだったらGOで、なにか問題がありそうだったら購入者に確認orキャンセルかなと思っています。

以上です!
お読みくださった方、ありがとうございました。

関連記事:郵便局留めのとき、追跡画面はどのように表示されるのか?

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