ウイルス性のイボを治療した話~皮膚がガサガサしていると思ったらイボだった~<画像あり>

健康
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今回は、手の指先のガサガサが「ウイルス性イボ(ウイルス性疣贅[ゆうぜい])」だとわかり、皮膚科に通って治したという体験談です。

治るまでの経過の画像、治療費、液体窒素の感想などを書いてみます。

結論から言いますと、私の場合は、皮膚科で3回液体窒素を当てて無事に完治しました!

以下、患部の画像がありますのでご注意ください。
(”すごい手荒れ”という感じで出血等はありませんが念のため)

ウイルス性イボの症状:指先の手荒れがいつまでも治らない

私の症状ですが、右手の親指の先、爪との境目が、手荒れのようになっていました。

個人の日記をさかのぼってみたら、2014年から皮膚の異常が始まっていました。
最初は「爪の白い部分が下がってきてちょっと痛い」くらいに思っていました。

「一時的なものだとしたら放置で治るかもしれない」と考えて様子を見ていましたが、じわじわと悪化していきました。

爪の白い部分は広がり、ガサガサした皮膚も範囲が大きくなっていきました。

入浴するとふやけてブヨブヨになるので、時々軽石で表面を削っていました。
よく見ると、皮膚の中に血管のような赤黒い細かい線が見えました。

普段は痛くないのですが、日常生活でよく使う部分なので、モノにぶつかったりすると痛みがありました。
特に、缶のプルタブが開けづらかったです。

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思い切って皮膚科へ

診察

ネットで調べても何の皮膚病なのかよく分からず、このまま指全体に広がったらまずいかもしれないと思い始め、やはり病院に行くべきと考えました。(5年越しの決意)

とりあえず近所の皮膚科に行ってみました。
関係ないですが、皮膚科っていつも混んでますよね。

やっと診察が回ってきて、先生がルーペのような器具で患部を見て一言、

医師「イボですね」

私(えっ!?これってイボなの……??)

これまでの人生で見たことのあるイボとは様相が違ったので驚きました。
しかも「ウイルス性のイボ」との説明を受けました。

診察の結果、気になっていた部分だけでなく、爪の生え際のポコっとした部分もイボということが分かりました。

その日からすぐ、液体窒素を当てる治療をすることになりました。

看護師さんが「痛いですよね~大丈夫ですか~」と優しく声をかけながら、液体窒素をブシューーーーーッと当ててくれました。
看護師さんが気遣ってくれている割には我慢できるレベルの痛さでした。

内服薬はとくに処方されませんでした。

その日のお会計は、初診料も含めて1,660円でした。
(ちなみに3割負担です)

液体窒素治療について

初診の日、液体窒素治療の説明の紙をもらいました。

内容をざっくりとまとめると以下のような内容です。

  • イボ(疣贅、ゆうぜい)に対する標準的な治療である。
  • -196度の液体窒素を患部に当てる。1~2週間ごとに繰り返し当てる
  • 効果は個人差がある。患部の場所によっても異なる。足裏や手のひらは治りにくいことが多い。
  • 数ヶ月~年単位の治療になる場合もある。
  • 液体窒素を当てた後、1~2週間でカサブタのようになる。カサブタが取れてもイボが残っていることがあるので、医師の指示にしたがって通院することが必要。
  • 液体窒素を当てた当日~翌日は痛む場合がある。
  • 色素沈着が残る場合がある。(通常は数ヶ月で薄くなる)
  • 水ぶくれ、血豆ができる場合がある。破けてしまった場合はすぐに受診するか、患部をきれいに洗ってガーゼで保護する。
  • ウイルス性イボは触るとうつるので早めの治療が肝要。

ウイルス性イボはうつる」というところが気になりましたが、これまで数年間、家族や自分の他の部位にうつっていないので、通常の生活をしていたら大丈夫かなと思いました。

それ以上に気になったのが、数年単位の治療になる可能性がある点です。
混んでいる皮膚科に1~2週間単位で通うのはしんどいですし、お金もかかり続けます。

通院せずに市販の薬で治せないものかと考えました。

通院せずに治せないかと考えた

通院せずに治す方法をネットで調べてみました。

病院に行ったおかげで「ウイルス性イボ(疣贅)」という名前が分かったので、今度は検索にいろいろと引っかかってきました。

木酢液(もくさくえき)を塗るダクトテープを貼るといった民間療法が見つかりました。怪しいですが、治った記録を画像つきでつづっているサイトもありました。

それとともに「液体窒素は全く効果がなかった!」という声も多数見られました。

色んなサイトを見ていて、イボが治るのかどうか、完治までどれくらいかかるのか、逆に不安が募ってきました……

が、すでに1回液体窒素を当てたところなので、これが効くのかどうか、カサブタになるのかどうか、とりあえず様子を見ることにしました。

結果として、私には液体窒素が効いたので民間療法は試しませんでした。気になる方はAmazonのレビューにも体験談があるのでご覧になってみてください。

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イボが治るまでの経過

液体窒素1回目 翌日

ちょっと赤くなっています。

液体窒素1回目 2週間後

爪先の方は、赤い点々が減ってきました。
カサブタを剥がしたとかは特になく、普通の生活をしていたら徐々にこんな感じになりました。

爪の生え際のポコッとしたやつはあまり変化がありません。なんなら左側にちょっと増えています。

2週間経ったので、2回目の液体窒素を当てました。
再診ということで、お会計は1,030円でした。

液体窒素2回目 翌日

爪の生え際の方がカサブタっぽくなっています。

しかしポコッと出ているところの周囲だけ色が変わっていて、ポコはなくならないんじゃないかという感じがしました。

液体窒素2回目 2週間後

爪先の方の点々がほとんどなくなり、普通の皮膚っぽくなってきました。

爪の生え際のポコはまだ残っています。

そして3回目の液体窒素を当てました。この日も1,030円でした。

液体窒素3回目 2週間後

上の写真の残党たちに液体窒素を当ててもらったのですが、今までにないくらいカサブタができました
おそらく、今回は医師が直々に液体窒素を当ててくれたからだと思います。

過去2回、看護師さんがやってくれたときは「思ったより痛くないな~」と思っていたのですが、医師は容赦なく強めにブシューーーーッと当ててきたので「これが本来の液体窒素の痛さだな!?」と痛感しました。

今回は爪の生え際のポコにも効果が出ているような気がします。

まだこんな感じなので、2週間経過しましたが次の液体窒素は当てず、引き続き様子を見ることにしました。

液体窒素3回目 3週間後

カサブタが取れてだいぶスッキリしてきました。
指先のちょっと浮いているカサブタが取れたらほぼ完治に見えます。

治った(と思う)

上記のラストの画像のカサブタがとれて、しばらく様子を見ていましたが、再発することもなさそうだったので通院をやめました。

(本当はちゃんと受診して医師から「これで完了です」とお墨付きをもらった方がいいです)

最後のカサブタが取れてから半年ほど経過しましたが、その後、特に異常は出ていません。

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ウイルス性イボ予防のために

ウイルス性なので、傷口があると感染しやすいようです。

言われてみれば、イボができたところは冬に乾燥して小さなアカギレができていました。

ハンドケアがずさんだった私ですが、肌が乾燥する時期は保湿を心がけて、傷ができないように気をつけています。

まとめ

  • ウイルス性イボが液体窒素で治った(個人差あり。私の場合は有効だった)
  • 液体窒素を当てたのは3回
  • 診察料は初回1,700円程度、2回目以降1,000円程度(3割負担の場合)
  • 予防のため、アカギレができないように手を保湿している
はっさく
はっさく

今回の記事を書きながら、自分は何かと長年放置しがちだなと思いました……。今になってみると早めに病院に行くことが近道でした。

関連記事(?):長年放置したシリーズ

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