こんにちは!はっさくです。
突然ですが、読書していますか?
もっと短時間でたくさん読めたらいいのに……
新しいことを学ぶために読みたいけどなかなか時間がない……
会社で出された課題図書をサラッと読んでしまいたい……
といった悩みがある人も多いのではないでしょうか。
そんなあなたにおすすめしたい本が『遅読家のための読書術』です!
「本を速く読めるようになるために、本を読むのか……」
という感じではありますが、まったく難しい本ではないのでご安心ください!
気軽に楽しく読めると思います。
それでいて、速読テクニックを身につけるということではなく、読書に対する考え方自体を変えてくれる本です。
私の感想とともに紹介させていただきます!
本はじっくり読まなくていい!
読むのが遅い理由、それは、隅から隅までちゃんと読もうとしているからでした。
「えっ!?本はちゃんと読むものじゃないの??」
って思った方は、過去の私と同じく「本はじっくり全部読まなければならない」という固定観念に縛られている可能性があります!
そうなのです。
じっくり読まない。
それだけで本を読む速度が上がります。シンプルです!
このさら~っと読むことを「フロー・リーディング」と称されています。
個人的に、音楽を聴くことに例えていたところが印象的でした。
音楽を聴くときには、一音一音、個別の楽器の音に注目して聴くのではなく、流れていく音を楽しんでいます。
そんな風に、本を読むときも流れるように読んで楽しめばいいじゃないかというのが著者の考えです。
音楽と同じように楽しめばいいんだ!と、新たな世界に気づけた気がしました。
本の内容を覚えておくには?
ここで、「さら~っと読んだら内容が頭に入ってこないのでは?」という疑問がでてきます。
その疑問への答えもしっかり用意されています!
しかも、具体的に実践できる方法も紹介されています。
まず、著者が気づかせてくれるのは、じっくり読んだ本であっても覚えてないということです。
私はここでもまたハッとしました。
じっくり読んでもさらっと読んでも覚えてないなら、じっくり読む必要がないなと思いました。
内容を覚えておくために、心に残った1行を書きとめるという方法が紹介されています。
最終的には1冊につき1行を残します。
1行ではありますが、その一番心に残った1行は、たしかにその本で心に残ったことを思い起こしてくれる1行です!
もっと詳しく知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
フロー・リーディングが向かない本もある
流し読みが向かない本もあると思います。
小説などは全部をじっくり読むのが楽しいと思いますし、資格勉強であれば内容を一通り押さえないといけません。
でも、映画とかを見ていて、今の場面がよく分からなかったからそこで立ち止まって確認するなんてことは、あんまりしないですよね。
本当に気になったらあとで見返すかもしれません(笑)
「フロー・リーディング」が向かない本であっても、全部ちゃんと読まないとダメだという考えから解放された状態で読むと、向き合い方が変わってくると思います。
例えば、何かを学ぶために本を読むとき、分からないところをいったん飛ばしておいて、別のところを学んでから戻ってきたら意外と理解できたなんてこともあると思います。
飛ばすことを気にしない!のがポイントだと思っています。
おわりに
いかがだったでしょうか。
結構人気の本なので、Amazonのレビューも充実しています。
Kindle版もありますし、中古なら500~600円で購入もできますので、「もっとたくさんの本を読めたらいいのに!」という方はぜひ一度読んでみることをおススメいたします。
ご参考:こちらも結構面白いです