私はメルカリでよく中古本を売っているのですが、メルカリで悩ましいのが値下げ交渉のコメントです。
今回は私が実践している対応をご紹介します。
値下げしたくない場合
お断り その1:出品したばかりなので…
コメント失礼します。購入を検討しているのですが、お値下げは可能でしょうか?
コメントありがとうございます。
出品したばかりのため、こちらはお値下げは難しいです。ご希望に添えず申し訳ありません。
出品してすぐにコメントが来たときに使えます。
2~3日経っていたとしても、時間の感覚は人それぞれなので「出品してまだ日が浅いので、しばらくこの価格で様子を見させてください」というのもアリだと思います。
お断り その2:送料等もあるので…
こんにちは!
購入希望なのですが、400円は可能でしょうか?
こんにちは。
こちら、送料等もあるためお値下げはできかねます。
ご検討いただけますと幸いです。
500円を400円に値引きして!と言われた場合などに使います。
個人的には、500円以下の世界で100円以上の値引きは応じたくないものです……。
正直ある程度の利益は確保したいというのが人情なので、値引きしたくない場合は送料を理由にしてお断りしています。
いったんスルーして様子見
350円だったら即決します!!
……
挨拶もなく希望価格だけコメントしてくる人や、明らかに下げすぎの価格を提示してくる人がいます。
個人的に「即決します」という表現が苦手でして、そう言われてしまうと「いやいや今の価格が即決価格なんですけど……」と思ってしまいます。
この系統の値下げコメントがついて不穏な気持ちになったときは、いったんスルーしてみます。売れ筋の商品だったらいつの間にか他の人が買ってくれることもあります。(メルカリは基本的に先に購入したもの勝ちです)
数時間~1日おいても売れていなかったときは、前述のお断りコメントを返します。
値下げしてもいい場合
特に金額を言われなかったとき
はじめまして。
購入希望なのですが、値引きは可能でしょうか?
よろしくお願いいたします。
はじめまして。コメントありがとうございます。
出品したばかりでお気持ち程度になりますが、700円ではいかがでしょうか?
変更いたしますので、ご検討よろしくお願いいたします。
こんな感じでコメントが来ると、相手の希望額が分かりません。言うだけ言ってみよう精神で値下げ交渉してきている可能性もあります。
ほんの少しだけの値下げであれば、「気持ち程度ですが」とつけて価格を提示してみます。
ちなみに、私はコメントのやりとりを削減するために、返信してすぐに価格を下げておきます。
その時、コメントをした人とは別の人に横取りされる可能性もゼロではありませんが、メルカリの基本ルールが早い者勝ちなので、気にせずに買ってくれた方とお取引を進めます。
そして、もし購入されなかった場合は様子をみて元の価格に戻します。
安すぎる価格を提示されたとき
コメント失礼します。
購入希望なのですが、1000円は可能でしょうか?
コメントありがとうございます。
そこまでは難しいのですが、間をとって1300円ではいかがでしょうか。
変更しておきますので、ご検討よろしくお願いいたします。
相手が具体的な金額を提示してきたとき、そこまでは下げたくないなぁというときに使うパターンです。
私がよく使うのは
- 間をとって〇〇円ではいかがでしょうか(何となく交渉できている感じを出す)
- 100円引きの〇〇円ではいかがでしょうか(キリのいい金額を引いている感じにする)
- 10%引きの〇〇円ではいかがでしょうか(それとなく値引き根拠を示す)
といった表現です。
許容範囲の値引きを提示されたとき
こんにちは。
購入を考えていますが、気持ち50円引きは可能でしょうか?
ご検討をお願いします。
こんにちは。コメントありがとうございます。
はい!お値引き可能です。
変更いたしますので、よろしくお願いいたします。
少額の値引き交渉がきたときは、よほど安い商品でない限り、だいたい対応しています。
値下げ交渉に対応したが反応がない場合
値下げしても、返信も購入もされないパターンがあります。
その場合はまず価格を戻しておき、1~2日くらい様子を見てからコメントも削除しています。
コメントを削除する理由は、値引きに応じたコメントが残っていると、他の方に値引き可能と思われて元値で買ってもらえない可能性があるためです。
「状態が悪いから〇〇円になりませんか!?」のような、やや上からコメントがついたことがあります。少々お値引きしてみたのですが、その後返信はなく購入もされませんでした。同じ人から再びコメントが来たらイヤだなぁと思いブロックさせていただきました。
「値下げ不可の人」という設定にする
商品説明やプロフィール欄に「お値下げはいたしません」「値引き交渉は受け付けておりません」という旨を記載しておき、値下げ不可でやっていくというのも一つの手です。
その場合、「値下げコメントには返信いたしません」も添えているパターンが多い気がします。
ちなみに私も「値下げ不可の人」でやっていた時期がありました。
が、今はもうやめました。
なぜなら、書いていても値下げ交渉してくる人が多く、効果が感じられなかったからです。
大変だったときの例
こんにちわ!300円になりませんか??
コメントありがとうございます。
説明に記載している通り、こちらはお値下げのできない商品です。
ご検討いただけますと幸いです。
値下げ不可の旨を伝えると「すみません、説明を見落としていました」と返してくれる方もいますが、変に食い下がってくる人もいました。(稀です)
毎度「説明に記載しているんですけど……」と回答するのがクドい感じがするうえに、相手が商品説明を読んでいないことを責めている感じになって印象が悪いかなと思うようになりました。
そこで、値下げ交渉がきた時に対応すればいいと割り切って、「値下げ不可の人」をやめることにしました。
値下げ不可を明記しないメリットもあり、相場が値下がりして売り切りたい場合に柔軟に対応することができます。
おわりに
値下げ交渉は煩わしくはありますが、よほど厳しい場合を除いては少しでも応じた方が気持ちのよい取引につながることが多い気がします。
自分なりのパターンを持っておくことでスムーズに対応できるようになり、無駄に疲れるのを回避することができます。
ご参考になれば幸いです!