こんにちは。
私は趣味で本のせどりをやっています。
2019年7月に始めたので、約6か月ほど経ったことになります。
基本は、ブックオフで仕入れてきてメルカリで販売しています。
せどりについて興味を持った人が気になるのは「本当に稼げるのか?」「自分にできるのか?」「違法じゃないのか?」 「具体的にどうやってやるのか?」 といったことかなと思います。
初心者の私の感想を言うと……
●稼げるのか? →本気でやれば稼げるっぽい(せどり熟練者の様子を見ていた感想)
●できるのか? →たぶん誰でもできる(好きでやれるかはまた別かもしれない)
●違法じゃないのか? →お店で買ってきた物をメルカリで売ること自体は問題なし
ちなみに「転売等の営利を目的としてメルカリで商品を購入し、著しく高い金額で売ること」は禁止事項としてメルカリガイドに明記されています。(2020/1/27時点)
●どうやってやるのか? →すでにたくさんのサイトで説明されているのでそれを見てちょ!
なんて言ってしまうと書くことがなくなってしまうので、お試しでやってみる方法をまとめてみようと思います。
ガチでやるなら最初からAmazonマーケットプレイスで販売するのがおすすめです。
が、出品できるようになるまでに審査などいくつか手順があり、なかなかお試しでは利用しづらいのかなと思います。

10年前はマーケットプレイス出品はもっと緩かった気がするんだけどなぁ
そこで「せどりというやつが出来るもんなのか1点から試してみたい」という方向けに、まずはメルカリで物販をやってみる手順を紹介します。
ざっくりした流れ
おおまかな流れです。
- 事前準備・・・メルカリ会員登録をします
- 仕入れる・・・ブックオフに行きましょう!
- 出品する・・・メルカリアプリで出品します
- 梱包する・・・売れた本を発送するための準備です
- 発送する・・・郵便局やコンビニから発送手続きします
- 取引完了・・・評価を入力して売上金を受け取ります
具体的な手順
事前準備
用意するもの・・・スマートフォン
インストールするアプリ・・・メルカリ(まだ使っていない場合)

「せどりすと」アプリを使う手順は後日追加しようと思ってるよ!
メルカリの会員登録方法の詳細は、公式ガイドなどを参照ください。
気になるメルカリの手数料
会員登録や出品自体は無料です。
出品物が売れたときに10%の手数料がかかります。
また、売上金を振込で受け取る場合は、200円の手数料がかかります。
売上金をメルカリ上の買い物の決済に利用したり、メルペイで使う分には手数料はかかりません。
仕入れる
自宅にある不要な本でもいいのですが、せっかくなので仕入れに行きましょう!
新品の本では利益が出ないので、ブックオフなど古本屋さんがいいです。
・・・
はい!ブックオフに着きました。
お試しなので、お安く済ませるために110~210円コーナーに行ってみましょう。
ちなみに「110~210円」と書いてあるものの、ビジネス書などの活字本は100円台のものは少なく、ほとんど210円です。
メルカリでは、ユーザー層の関係もあり、育児関連・美容関連・自己啓発本あたりが売れやすいです。好きなコーナーを見てみましょう。
さて、どれを買いましょう。
少しでも高く売れそうな本がいいですよね。
最近値下げされた本を狙ってみましょう。
ブックオフでは、タイトルなど細々な情報が書かれている値札と、小さいシールの値札があります。
小さい値札が貼ってあるのが「値下げされた本」です。

次はメルカリで売れそうか見てみましょう。
上の検索バーで本のタイトル、作者名などで検索します。
この本は売れ筋の本らしく、候補がアシストされました。

検索結果です。

500~600円くらいで売れそうです。
少々利益が出そうです。
というのは、もし600円で売れた場合……
仕入価格
メルカリ手数料
送料
210円
60円(価格の10%)
175円 (ゆうゆうメルカリ便 ゆうパケット)
利益 = 600円 - 210円 - 60円 - 175円 = 155円
交通費にもならない気もしますが、まずはお試しなので赤字にならないだけでOKとします。
書き込みや激しいダメージがないか確認して、レジでお会計しましょう。
出品する
はい、帰宅しました。
出品の準備をしましょう!
値札を剥がしましょう。
ブックオフの値札は結構きれいに剥がれるようになっています。
次に表面をウェットティッシュ等で軽く拭きましょう。
素材によっては水気に弱い場合もあるので、その時はカラ拭きしましょう。
そして検品をしましょう。
店頭でもさらっと見ているかと思いますが、書き込みの有無、汚れの状態などを確認します。
これはあとで商品の状態を入力するときに使います。

この前、切った爪が挟まっている本があって驚愕したよ!
メルカリで出品しましょう!
下のメニューの真ん中にある出品をタップします。
バーコードのボタンをタップします。

カメラが起動します。

本のバーコード(上の方)にかざします。
読み込みに成功すると下の方にタイトルが表示されます。
上手く読み込めない場合は、近づけたり遠ざけたりしてみるといいです。

商品の写真を撮ります。

本の場合、表紙だけでも問題ありません。
裏表紙や側面の画像もあると、買い手が状態を確認しやすくなりベターかと思います。
また、汚れがある場合は納得の上で購入してもらうため、その部分の画像もあるとよいかと思います。
撮影が終わったら、右上の「完了」をタップします。
バーコードで特定できた情報が、自動で初期表示されます。

商品の状態を選択します。主観でよいですが中古本なので上の2つ以外にします。

古本はカバーにスレや小さな傷があることが多いので、「状態が違った」などのクレームが心配であれば「やや傷や汚れあり」「傷や汚れあり」を選択すると無難です。
【任意】説明に追記をします。
状態の説明などがあると親切です。

「書き込みはありますか?」といった質問コメントがつく場合があるため、私は書き込みの有無を記載することが多いです。が、状態欄で汚れがあることが分かるようになっていれば、コメントで聞かれたら答えるスタンスでもいいと思います。
メルカリでは「購入してよいですか?」という確認のコメントがつくことがあります。その確認が不要な場合、即購入OKの旨を記載しておくと取引がスムーズにいきます。
配送料の負担は、本1冊であれば通常送料込みにします。

配送の方法は、本であればゆうパケット(またはネコポス)がおすすめです。

メルカリ便は万が一の場合に補償があること、匿名配送できること、宛先を記載する手間がないこと、アプリ上で簡単に追跡確認できることから、私はメインで利用しています。
安さ追求するなら他の方法もありますが、ここはお試しなのでメルカリ便にしてみましょう。
郵便局orローソンで発送するならゆうゆうメルカリ便、ヤマトやセブンイレブン、ファミマで発送するなららくらくメルカリ便にしましょう。
ここではゆうゆうメルカリ便で進めます。
発送元の地域を選択します。

発送までの日数を選択します。
自分の都合に合わせて無理のないように決めましょう。

あと少しです。肝心の価格です。
バーコードで読み取ると、相場価格が自動入力されます。

しかし、これが売りたい金額とは限りません。
メルカリでは安く出品するユーザーもいるため相場が低く出てくる場合もあります。
先ほど検索した感じだと、もっと行けそうな気もします。
大差ありませんが、570円にしてみました。

あとは、ここまでに入力した内容が問題ないか確認したら「出品する」ボタンを押しましょう!

お疲れさまでした。
これで出品完了です。
出品した商品は、「マイページ」>「出品した商品」から確認可能です。
梱包する
はい!売れました。

商品が売れると、右上の「やることリスト」に出てきます。
取引画面の取引メッセージで「ご購入ありがとうございます」といった挨拶や発送予定日を連絡しましょう。
メルカリはあくまでフリマなので、家にあるもので梱包してOKです。
自分が通販で購入した際の封筒、何か書類が入っていた茶封筒、買い物をしたときの紙袋などなんでもよいです。
ただし、紙の封筒にそのまま入れてしまうと雨で濡れてしまう恐れがあるので、一度ビニール袋に入れてから封筒に入れるのがよいでしょう。
発送する
取引画面です。

サイズはゆうパケット、またはネコポスを選択します。
【任意】品名は自動入力されており、そのままでもよいですが、郵便局の窓口で確認されることがあるので「本」「書籍」などに書き換えておくとスムーズです。
入力したら、「2次元コードを表示する」ボタンを押します。
郵便局の場合
だいたいの郵便局に「ゆうプリタッチ」という機械が設置されています。
そこで先ほどの2次元コードを読み込ませるとラベルが出力されます。
それを封筒に貼って、窓口に差し出します。

ゆうプリタッチが見当たらない場合は、そのまま窓口に差し出しましょう。
控えのレシートを受け取って、差し出し完了です。
メルカリアプリで発送通知をします。
「商品の発送をしたので、発送通知をする」ボタンを押すと確認ポップアップが出るので「はい」をタップします。
【任意】取引メッセージで「発送完了しました」といった旨を送るとより丁寧です。
あとは購入者の受取を待ちましょう。
取引完了
メルカリはお互いに評価の入力が完了すると取引完了となり、売上金が反映されます。
流れとしては、購入者が受け取って「受取評価」を登録すると、こちらに通知が来ます。
この時点ではまだ自分につけられた評価を見ることはできません。
購入者の評価を登録します。
よほどのことがない限り「良い」をつけます。

コメントは「お取引ありがとうございました。また機会があればよろしくお願いします」といった内容を入れるとよいです。
入力完了したら、下のボタンを押します。確認ポップアップが出るので「はい」を選択します。
これで無事に取引完了です!
売上金は下の「メルペイ」から確認ができます。
おわりに
基本の流れはこんな感じです。 いかがだったでしょうか。

正直、もうからなそうだなぁって感じですよね
本のせどりは薄利多売なので、数をこなす、高額本を狙う、作業を熟練させて生産性を上げる、せどりすと等のツールを使って効率化する、など、何かしらスキルアップや工夫をしていかないと満足のいく利益にはならないと思います。
これってどうやるんだろうってことは、たいていググれば出てきます。
とはいえ、誰にでも最初の一歩はあると思います。
その一歩はこんな感じですよ~というのをご紹介しました。
読んでくださった方、ありがとうございました。